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专利摘要:
公开号:WO1988010293A1 申请号:PCT/JP1987/000435 申请日:1987-06-26 公开日:1988-12-29 发明作者:Narihiko Yoshimura;Hirotaka Tomizawa;Yasuji Komatsu 申请人:Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha; IPC主号:C10M169-00
专利说明:
[0001] 明 ト ラ ク シ ヨ ン 用流体 技 術 分 野 [0002] 本発明 :ま、 ト ラ ク シ ヨ ン 用 流体 に 関す る も の で 、 さ ら に 詳 し く は二個の シ ク ロ へキ シ ル環を有す る ジエ ス テ ル ま た は そ の 誘導体 と 、 分岐を有す る ポ リ ア ル フ ァ — ォ レ フ ィ ン と を基油 と し て 配合 し て な る ト ラ ク シ ヨ ン 用 流体 田 [0003] に関す る も の で あ る 。 [0004] 背 景 技 術 [0005] 自 動車 あ る い は産業用 機械に お い て、 動力 を ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ イ ブ機構に よ り 被駆動部へ伝達す る ト ラ ク シ ョ ン ド ラ イ ブ動力伝達装置が注 目 さ れ、 近年盛ん に 研究開 発が推進 さ れ て い る 。 ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ イ ブ機構 と は、 こ ろ が り 摩擦等を利 用 し 動力伝達機構の こ と で 、 従来 の よ う に 歯車を 使用 し な い の で振動 , 騒音が低減 し 高速 回転の 変; i も 非常 に ム ー ズに 行な う こ と がで き る 。 自 動車業界で は 、 自 動車の 燃費改善が重要な課題 と な っ て い る が 自 動車の 孥速機 に ト ラ ク シ ョ ン ド ラ イ ブを適用 し 無段変速 に すれ ば、 常に エ ン ジ ン の 最高嫘費領域で運転 で き る の で 、 従来の ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン シ ス テ ム に比べ 燃費を 2 0 % 以上 も 減少 さ せ る こ と がで き る と い われて い る 。 最近の 研究の成果 と し て、 高 い 疲労強度を持 つ 材 料の 開発 と 、 ト ラ ク シ ヨ ン に 関す る 理論的 な解折があ り ■ ト ラ ク シ ョ ン 流体に つ い て も 成分の 分子構造 レ ベ ル で の ト ラ ク シ ョ ン係数の相関関係が徐々 に解明 さ れつ つ あ る 。 こ こ で ト ラ ク シ ヨ ン係数 と は、 ろ が り 摩擦型動力伝達 装置に おい て互い に接触す る 回転体の接触部分の、 すベ り に よ り 発生す る けん 引力 の法線荷重に対する 比 と し て 定義 さ れ る 。 [0006] ト ラ ク シ ョ ン流体は高 ラ ク シ ョ ン係数を有す る 潤滑- 油でな ければな ら ず、 そ の分子構造はナ フ テ ン環を有す る も の が高性能を発揮す る こ と が確認 さ れてお り 、 巿販 品 と し て はモ ンサ ン ト 社の 「サ ン ト ドラ ッ ® Jが広 く 知 ら れて い る 。 ナ フ テ ン環を有す る ト ラ ク シ ヨ ン流体 と し て、 特公昭 4 7 _ 3 5 7 6 3号公報に ほ ジ (シ ク 口 へキ シ ル)ア ル- カ ン ま たは ジ シ ク ロ へキサ ンが開示 さ れて い る 。 こ の特 許に は、 当該 ア ルカ ン 化合物が過水素添加 ( ア ル フ ァ 一 メ チ ル ) ス チ レ ン重合物あ る い は ヒ ド リ ン ダ ン 化合物等 を配合さ れ た流体の ト ラ ク シ ョ ン係数が高水準であ る 旨、 記載 さ れて い る 。 さ ら に、 特開昭 5 9 - 1 9 1 7 9 7号公報に は、 ナ フ テ ン環を有す る エス テル化合物を含有 し てな る ドラ ク シ ョ ン流体が開示 さ れて お り 、 シ ク σ へキ シ ル ジ力 ル ボ ン酸 ジヘン ク 口 へキ シ ルエス テル あ る い は フ タ ル酸 ジ シ ク σ へキ シ ルエステ ルの芳香族核水素添加 に よ り 得 ら れ る エス テルが ト ラ ク シ ヨ ン流体 と し て好ま し い と し て い る 0 [0007] 上記の と お り 近年自 動車業界では、 無段変速機の 開発 を積極的に推進 し てい る が、 該変速機 と し ては潤滑流体 の ト ラ ク シ ョ ン係数が高 い ほ ど同一装置で許容伝達力を 大 き く す る こ と がで き る た め装置全体を小型化 し う る と と も に 公害上問題 と な る 排ガ ス の発生量を低減 し う る の で極力 ト ラ ク シ ョ ン 係数の 高 い 流体が喝望 さ れ て い る 。 . し か る に 、 ト ラ ク シ ヨ ン流体の市販品 と し て最 も 性能が 高 い と さ れ る サ ン ト ト ラ ッ ク ® は 、 こ の よ う な ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ ィ ブ装置 に 用 い た場合 ト ラ ク シ ョ ン係数の 点で 満足すベ き 性能が得 ら れず、 し か も 価格力く高 い と い う 問 題が あ る 。 ま た 、 特公昭 4 6 - 3 5 7 6 3号公報で提案 さ れ た ト ラ ク シ ョ ン流体 も サ ン ド ト ラ ッ ク ® あ る い は そ の類似物 質を一成分 と し て い る の で 同様に性能及び価格面 に 問題 が あ る 。 [0008] 発 明 の 開 示 [0009] 本発明者 ら は、 高 ト ラ ク シ ヨ ン係数を有 し し か も 比較 的安価な ト ラ ク シ ョ ン 用 流体を得 る べ く 鋭意研究を重ね [0010] 7こ ; ρ口果、 二個 の シ ク 口 へ キ シ ル 環を 有す る ジ エ ス テ ル ま た は そ の 誘導体 に 、 分岐を有す る ポ リ ア ル フ ァ 一 ォ レ フ イ ン を特定量配合す る こ と に よ り 性能が高 い 基油流体を 経済 的 に 提供 し う る こ と も確認 し 本発明 を完成 さ せ た。 [0011] 本発明 は 、 一般式 [0012] ;: 式中、 A ' は - C 0 0 - 又 は - 0 0 C - の エ ス テ ル結合で あ り n は 1 〜 6 で あ り 、 R ,は 水素原子、 炭素数 1 〜 8 の ア ル キ ル基か ら 選択 さ れ る 1 種又 は 2 種で R 2は炭素数 1 ~ 3 [0013] 新た な用紙 の ア ルキル基か ら 遠択 さ れ る 1 種又 は 2 種であ る ] で 示さ れる ジエステル又はそ の誘導体に、 分岐を有する ポ リ アル フ ァ ーォ レ フ ィ ン を 0 . 1〜 70重量%配合し た こ と を特徵とす る ト ラ ク シ ヨ ン流体に関す る も のであ る。 [0014] 本発明の第 1 の 目 的は、 高 ト ラ ク シ ヨ ン係数を有す る 性能の優れ.た ト_ラ- ク シ ヨ ン流体を提供す る こ とであ る : 本発明の第 2 の 目 的は、 経済的で しか も入手 しやす く 容 易に装置へ適用 し う る ト ラ ク シ ヨ ン流体を提供す る こ と で の 。 [0015] 本発明の ト ラ ク シ ヨ ン用流体は、 二成分の基油か ら な り A成分と しての ジエス テルま たはその謗導体に、 B 成 分と し ての分岐を有す る ポ リ アルフ ァ ーォ レ フ ィ ンを特 定量配合 し た も のであ る。 [0016] 本発明の A成分は二値の シ ク 口 へキシ ル環を有する ジ エステルま たはそ の誘導体であ り 、 前記構造式を有す る ものであ る。 エス テル锆合の A'は - C00- ま たは -00C- であ り g em -ジ アルキル構造の く り 返 し単位の II は、 1 〜 6 であ り 特に 1 〜 3 が好ま し い。 n が 0 では ト ラ ク シ ョ ン係数が低 く 、 η が 7 以上では粘度が高 く な り 好ま し く ない。 こ の ジエス テルま たはそ の誘導体は、 下記方法に 依 っ て製'造 さ れ次の 性状を有す る も の で あ る 。 粘度は 4 0 °Cで 2 0 ~ δ 0 est , 特に 2 4 〜 3 O cstが好ま し く 、 1 0 0 °Cで 4 〜 1 O cst, 特に 4 〜 6 c s tが好ま し い c ま た粘度指数は、 4 0 〜 1 0 0 、 特に 5 0 〜 8 0 の範囲が 好ま し い c A 成分は、 次に示す方法に よ り 製造す る こ と がで き る A成分は、 ダ リ コ ー ル化合物 と シ ク 口 へキサ ン カ ル ボ ン 酸化合物 と の エ ス テ ル化反応 に よ っ て得 る こ と がで き る ダ リ コ ー ル化合物 と し て は g e m -ジ ア ルキル構造を 1 〜 6 個有す る も の が選択 さ れ、 ネ オ ペ ン チ ル グ リ コ ー ル 好 ま し い 。 シ ク ロ へ キ サ ン カ ル ボ ン 酸化合物 と し て は 、 シ ク ロ へキサ ン カ ソレ ボ ン 酸の ほ か に炭素数 1 〜 8 の ア ルキ ル基を 有す る も の で例 え ばメ チ ル シ ク 口 へキ サ ン カ ル ボ ン 酸あ る い はェ チ ル シ ク 口 へキサ ン カ ル ボ ン 酸等が挙げ ら れ る 。 特 に 好ま し い の は、 シ ク ロ へキサ ン カ ル ボ ン酸 で あ る 。 エ ス テ ル化反応 は、 ほ ぼ反応等量付近で行 な う か酸過剰条件で行な う が、 前者で は触媒が必要で し か も モ ノ ア ル コ ー ル の 副生物が生成す る 等の 問題力 あ る の で 酸過剰条件を採用 す る の が好ま し い 。 す な わ ち 、 グ リ コ ー ル化合物 1 モ ル に 対 し 酸を 2 〜 5 倍モ ル ( 特に好 ま し く は 2 . 5〜 4 倍モ ル )反応 さ せ る 。 反応温度は約 1 5 0 〜 2 5 0 °C 好ま し く は 1 7 0 〜 2 3 0 °C と し 、 反応時間 は 1 0 〜 4 0 時間、 好 ま し く は 1 5 〜 2 5 時間 と す る 。 反応圧力 は加圧 , 減圧で も 良 い が反応操作の 点で常圧力 好 ま し い。 こ の条件下で は、 過剰の 酸が触媒 と し て 作用 す る 。 ま た溶媒 と し てキ シ レ ン , ト ルエ ン 等の ア ルキル ベ ン ゼ ン を適当 量加 え る こ と がで き る 。 溶媒の 添加 に よ り 、 反応 と 温度を 容易 に 制御 す る こ と が で き る 。 反応の 進行 に と も な い、 生成 し た 水が蒸発 し て く る が、 こ の 水 が ア ル コ ー ル の 2 倍モ ル と な つ た 時点で反応を終了 す る : 過剰—の酸は、 アルカ リ 水溶液で中和 し水洗に よ り .除去す る 。 酸がァル力 リ 洗で取り 出 し に く い場合は、 酸をァル コ ー ルの ~ 2 . 5倍モ ルに して触媒を用 いて反応さ せる。 触媒と し て は、 リ ン酸, パ ラ ト ルエ ン スルホ ン酸, 硫酸 等を使用す る こ と がで き る が、 反応速度を高めエス テ ル の収率を上げる 点で、 リ ン酸を使用す るのが最も好ま し い。 本発明の ジエステル化合物は、 最後に反応生成物を 減圧蒸留 し て水と 溶媒を流出す る こ と に よ り 得 ら れる 。 本発明の A成分は シ ク ロ へキサノ ール化合物 と 第 4 級炭 素を有す る ジカ ル ボ ン酸と のエステル化に よ っ て も製造 す る こ と 力 で き る 。 こ の場合、 シ ク σ へキサ ノ ール化合 物 と し て は、 シ ク ロ へキサ ノ ール あ る い は メ チ ル シ ク ロ へキサノ ー ル等、 ま た'ジ カ ル ボ ン酸 と し て は、 ネ オペ ン チル ジ カ ル ボ ン酸等を使用すればよ い。 [0017] Β 成分と し ての ポ リ ア ル フ ァ ー ォ レ フ イ ン は、 四級炭 素原子や三級炭素原子を主鎖に有する も ので、 炭素数が 3 〜 5 の ア ル フ ァ — ォ レ フ ィ ン の重合体およびその水添 物であ る 。 例えば、 ポ リ プロ ピ レ ン , ポ リ ブテ ン , ポ リ イ ソ プチ レ ン- , ボ リ ペ ン テ ン 及びそ れ ら の水添物であ る が、 特に好ま し い も の はポ リ ブテ ン , ポ リ イ ソ ブチ レ ン およびそ の水添物であ る。 ポ リ イ ソ ブチ レ ンは、 次の搆 造式で示す こ と がで き る 。 [0018] C Η 3 C d 3 [0019] C H 3 - C- -CH 2 - On-C H 2 - C = C H 2 [0020] C H 3 C H 3 ま た、 そ の 水添物 は次の構造式で示 さ れ る 。 [0021] CH3 CH3 CH3 [0022] I I I [0023] CH3 - C-^-CH2 - C> ~CH2 - CH - CH3 [0024] C H 3 C H 3 但 し 、 上記の 重合度 n は 6 〜 2 0 0 で あ る 。 [0025] ポ リ ブテ ン , ポ リ イ ソ ブチ レ ン は市販品を 使 弔 すれ ば よ い が公知 の方法で重合す る こ と に よ り 製造す る こ と が で き る 。 ま た、 そ の 水添物 は ポ リ イ ソ ブチ レ ン等を水素 の 存在下 に反応 さ せて製造す る 。 特に 好ま し い ポ リ ア ル フ ァ ー ォ レ フ ィ ン は、 分子量 500〜 10 , 000の範囲に あ る も の で よ り 好 ま し く は 900〜 5 , 000の分子量範囲 に あ る も の を使用 .す る 。 分子量の 調整 は 高分子量の ポ リ ア ル フ ァ 一 'ォ レ フ イ ン の 分解 , 低分子量ポ リ ア ル フ ァ 一 才 レ フ ィ ン の 混合等 に依ればよ い 。 な お、 ポ リ ア ル フ ァ 一 才 レ フ イ ン と 一部製造原料が同一な 高分子重合体 に 、 ア ル フ ァ 一 才 レ フ イ ン 共重合体(0 C P )力 あ る が、 こ の 0 C P は 本発明 の B 成分 と し て用 い る に は適切で は な い。 そ の 理 由 は、 O C P が 2 以上の ア ル フ ァ ー ォ レ フ ィ ン の 重合 に よ っ て得 ら れ そ れ ら が不規則 に 連結 し た構造を有 し 、 本 発明 の ポ リ ブテ ン等の 如 き 規則 的 な g e m -ジ メ チ ル型構造 で は な い た め で あ る 。 [0026] 本発明 に お け る A 成分、 例 え ばネ オペ ン チ ル グ リ コ 一 ノレ シ ク D へ キ サ ン カ ル ボ ン 酸 ジ エ ス テ ル は 、 ト ラ ク シ ョ ン 係数が 0.1 Q Q〜 0.1 ϋ 4を 示 し 、 Β 成分、 例 え ば ボ リ ブテ ン は 、 ト ラ ク シ ョ ン 係数が 0. Q 75〜 0.085の 値を示す も の であ る 。 [0027] 本発明 の A成分は ト ラ ク シ ョ ン係数が高い の で A成分 を単独で ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ イ ブ装置に適用 し て も 、 高性 能を発揮す る こ と がで き る 。 し力、 し な力 ら 、 こ の A成分 に B 成分の ポ リ アル フ ァ 一 ォ レ フ ィ ンを!) . 1〜 7 0重量% 配合す る こ と よ り 更に好ま し い ト ラ ク シ ヨ ン 用流体 と す る こ と がで き る 。 すなわ ち、 B 成分は A成分よ り も 卜 ラ ク シ ヨ ン係数は低い も の の 、 B 成分の g e m -ジ メ チ ル基 が A成分の シ ク ロ へキ シ ル環と相乗効果に よ つ て ト ラ ク シ ヨ ン係数向上作用 を発揮 し、 し か も価格が安 く 粘度特 性に侵れて い る の で、 B 成分を A成分に対 し 0 . 1〜 7 0重 量%配合す る こ と に よ り ト ラ ク シ ヨ ン係数を下げる こ と な く 経済的に ト ラ ク シ ヨ ン 用 流体を得る こ と がで き る わ けであ る 。 [0028] 本発明の ト ラ ク シ ョ ン流体に は、 用途に 応 じ て種々 の 添加剤を配合す る こ と も で き る 。 すなわ ち、 ト ラ ク シ ョ ン装置が高温, 大荷重を受け る も の で あれば酸化防止剤 摩耗防止剤あ る い は防せ い剤の一種ま たは 2 種以上の添 加剤を 0 . Q 1〜 5 重量%程度配合す る こ と がで き る 。 同様 に高钴度指数が要求さ れ る 場合に は、 公知 の粘度指数向 上剤を 1 〜 1 ひ 重量%配合すればよ い。 但 し 、 ポ リ メ タ ク リ レ ー ト ゃ ォ レ フ ィ ン 共重合体を用 い る と 逆に ト ラ ク シ ョ ン係数を低下す る の で、 こ れ ら の添加量:ま 4 重量% 以下に す る 必要があ る [0029] 本発明 にお いて ト ラ ク シ ヨ ン流体 と は、 回転 ト ル ク を 点接触 あ る い は線接触 に よ り 伝達す る 装置、 さ ら に 'は こ れ ら と 同様な構造を有す る 伝達装置 に お い て用 い ら れ る 流体を い う 。 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン 流体は、 従来知 ら れ て い る 流体よ り も 高 い ト ラ ク シ ヨ ン 係数を有 し 、 粘度等 の 性状 に も よ る 力 従来品 よ り も 1 ~ 5 % 高 い ト ラ ク シ ョ ン 係数を有す る も の で あ る 。 こ の た め 、 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン 流体は小型乗用車等の 内燃機関を は じ め 、 紡績機 械ゃ食品製造機械 と い っ た比較的低動力 の 伝達装置 は も ち ろ ん の こ と 、 大動力 の産業機械等の ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ イ ブ装置 に も 好ま し く 適用 す る こ と がで き る 。 [0030] 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン 流体は、 公知 の 流体 に比べて格 '段に優れ た ト ラ ク シ ョ ン 係数を有す る も の で あ る が、 い か な る 理由 で高 ト ラ ク シ ヨ ン 係数を示現 し う る の で あ る か に つ い て は未だ完全に は解明 さ れて い な い。 基本的 に は、 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン流体が有す る 特有 な分子構造 に基づ く も の と 考 え ら れ る 。 [0031] ま ず、 本発明 の ト ラ ク シ ョ ン流体 は ジ エ ス テ ルで あ つ て、 化合物分子中 に シ ク ロ へキ シ ル環を二個 も っ て お り 、 そ れ ら がエ ス テ ル結合 し て い る た め分子間相互に双極子 間力が働 く こ と に な る 。 そ し て こ の 双極子間力 が ト ラ ク シ ョ ン装置の 高負荷条件下で流体を安定な ガ ラ ス 状態 に 変 え抗せん 断力 を増大せ し め る も の と 考 え ら れ る 。 さ ら に 、 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン 流体は、 A 成'分 B 成分 と も に g e m -ジ ア ルキ ル型第四級炭素を有 し 、 A成分 は こ れが メ ト キ シ カ ル ボニ ル結合手を 介 し て二個の シ ク 口 へキ シ ル 環と結合 してい る の で分子内回転が し に く い構造を し て い る。 従っ て、 ト ラ ク シ ヨ ン装置の高負荷時には シ ク ロ へキ シル環と第四級炭素の g e m -ジ アルキル部 と があ たか もギア の よ う に固 く かみ合い、 負荷か ら開放さ れた時に は速かに離脱 し流動化する も の と考え られ る 。 [0032] 発明を実施す る ための最良の形態 [0033] (実施例 ) [0034] 実施例 1 〜 1 1 [0035] 本発明の ネオペンチルグリ コ ール シ ク ロへキサ ンカ ル ボ ン酸ジエス テルを、 次の方法に依り 合成 し た。 [0036] ネ オ ペ ン チ ル グ リ コ ー ル 1 モ ルを、 シ ク ロ へキサ ン カ ルボ ン酸 3 倍モ ル と 混合 し反 .応温度 2 0 0 °C、 常圧で 2 0 時間反応さ せ る。 酸過剰の条件なため、 触媒は用 い ず、 溶媒と し てキ シ レ ンを用 い る 。 反応と と も に蒸発 し て き た水が、 アル コ ールの 2 ίきモル とな つ た時点で反応 を終了す る 。 過剰の酸-はアルカ リ (カ セ イ ソ 一 ダ)で洗い 流 し、 中性に な る ま で水洗す る。 反応生成物を減圧蒸留 す る こ と によ り 、 水と キ シ レ ンを留去 して本発明の ジェ ス テルを単離する 。 [0037] . 次に こ う し て製造 し た ジエス テルに平均分子量が 4 2 0 〜 2 3 5 0のポ リ ブテ ンを配合 して ト ラ ク シ ョ ン係数を判定 し た。 ト ラ ク シ ョ ン係数の 測定条件は次の と お り で あ 測定装置 : 曽田式 4 ロ ー ラ 一 ト ラ ク シ ョ ン試験機 試験条件 : 湯温 2 0 °C , ロ ー ラ —温度 3 0 °C [0038] 新たな用紙 平均へル ツ 圧 1. 2 GPa , [0039] こ ろ が り 速度 3. 6 m/s . [0040] すべ り 率 3. 0 % [0041] 本発明 の ト ラ ク シ ヨ ン用流体は、 第 1 表に示す よ う に 従 来 の ト ラ ク シ ョ ン 流 体 と 比 べ 格段 に 優 れ た ト ラ ク シ ョ ン 性能能を有す る こ と がわ か つ た [0042] 比较例 1 〜 7 [0043] B 成分 1 0 0 重量% , B 成分 9 0 重量% を 配合 し た ト ラ ク シ ョ ン流体 , A成分に O C F ま た は P M Aを配合 し た ト ラ ク シ ョ ン流体お よ び市販の ト ラ ク シ ョ ン 流体を用 い て 、 実施例 に 示 し た条件で ト ラ ク シ ヨ ン係数を測定 し た。 . [0044] こ の 結果第 1 表 に 示す よ う に い ずれ も 本発明 の ト ラ ク シ ョ ン 用 流体よ り も ト ラ ク シ ョ ン係数が 1 〜 5 % 小 さ い こ と がわ か っ た。 な お、 0 C P は、 [0045] Λ B t 'i 度(est) [0046] 第 配合 ft PE合量 40 °C 100 。C 粘度指数 卜 ラ ク シ ヨ ン係数, 参考例 ' 100 0 25. 73 4. 33 53 0 .101 [0047] ¾施例 1 90 420 10 26, 96 4, 47 64 0 .100 [0048] 2 90 900 10 43. 26 5. 86 66 0 .103 [0049] 3 80 〃 20 72. 25 8. 25 77 0 .104 [0050] 4 70 〃 30 123. 7 11. 72 79 0 .102 [0051] 5 60 40 204. 3 19. 79 111 0 .100 [0052] 6 90 126 II0 10 45. 76 6, 71 99 0 .102 [0053] 7 70 〃 30 166. 1 17. 24 112 0 , 104 [0054] 8 90 2350 10 60. 31 8. 64 116 0 .104 [0055] 9 70 〃 30 407. 8 34. 39 124 0 ,104 比 '例 1 0 900 100 11600 240 108 0 .081 [0056] 2 10 〃 90 2882 154 155 , 0 .089 比校例 3 96 OOP 5 36, 80 9. 70 264 0 .097 [0057] 4 90 〃 10 108. 9 26. 41 277 0 .097 [0058] 5 90 10 35. 51 9. 25 259 0 .097 [0059] G 70 〃 30 151. 5 34. 73 273 0 .095 [0060] 7 「サ ン 卜 卜 ラ ッ ノ 7 <B、」 13. 84 2. 99 46 0 .087 [0061] ォ レ フ ィ ン 共重合体で具体的 に は エ チ レ ン と プ ロ ピ レ ン と の 重合体 ( 平均分子量 1 5 万〜 3 0 万 ) を用 い、 ま た、 P M A は、 ポ リ メ タ ク リ レ ー ト で具体的 に は平均分子量 5 万〜 3 0 万の重合体を用 い た。 [0062] 産業上 の 利 用 可能性 [0063] 本発明 は 、 シ ク 口 へ キ シ ル環を二個有す る ジ エ ス テ ル 等の A 成分へ、 .分岐を有す る ポ リ ア ル フ ァ 一 才 レ フ ィ ン の B 成分を特定量配合 し た ト ラ ク シ ョ ン用 流体で あ り 極 めて高 い ト ラ ク シ ヨ ン係数を有す る だ け で な く 、 安価で し か も 粘度特性 に 優れ る も の で あ る 。 [0064] 従 っ て、 動力伝達装置 と く に ト ラ ク シ ヨ ン ド ラ イ ブ装 置 に 使用 すれば、 高負荷時 に お け る せん 断力 を飛躍的 に 増大で き る の で 置を小型化で き る と と も に 経済的 な 装 置を供給 し う る と い う 効果があ る 。
权利要求:
Claims 求 の 範 〔式中、 A'は -COO- 又は -00C- のエ ス テ ル桔合であ り n は 1 〜 6 、 R tは水素原子、 炭素数 1 ~ 8 の アルキ ル基か ら選択さ れる 1 種又は 2 種、 R 2は炭素数 1 〜 3 の アルキル基か ら選択さ れ る 1 種又は 2 種であ る ] で 示さ れ る ジエス テル化合物ま たはそ の誘導体に、 分岐 を有す る ポ リ アル フ ァ 一ォ レ フ ィ ンを 0 . 1〜 70重量% 配合 し た こ とを特徵と す る ト ラ ク シ ヨ ン流体。 ( 2 ) ポ リ ア ル フ ァ 一ォ レ フ ィ ンがポ リ ブテ ンであ る 請求 の範囲第 1 項に記載の流体。 (3) ポ リ ア ル フ ァ ーォ レ フ イ ン の配合量が 1 0 〜 5 0 重 量%であ る請求の範囲第 1 項に記載の流体。 (4) ジエス テル化合物の が、 水素原子、 炭素数 1 ~ 4 のアルキル基か ら選択さ れ る 1 種又は 2 種であ る 請求 の範囲第 1 項に記載の流体。 (5) ポ リ ア ル 'フ ァ ーォ レ フ ィ ン の平均分子量が、 50 0 〜 10, 00 ϋであ る請求の範囲第 1 項に記載の流体。 (6) ジエス テル化合物の η 力 1 〜 3 であ る請求の範囲第 1 項に記載の流体。 (7) ジエ ス テ ルの R 2が、 メ チ ル基であ る 請求の範囲第 1 項に記載の流体。 た
类似技术:
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